20代のときの肌の悩みといえば、ニキビや乾燥、毛穴の目立ちくらいで、スキンケアやメイクアイテムでカバーできていました。
しかし、30代に足を踏み入れた途端、「あれ?こんなところにシミとソバカス・・・」「あれ?前より肌が暗い?これってくすみ?」「なんだか笑いジワ、目尻の小ジワが目立ってきた」などの肌トラブルを経験し、肌が老化してきているサインにも思えました。
肌トラブルがあると実年齢よりも上に見られたり、元気がないような印象を与えてしまいますよね。「そんなの嫌~!」と思い、30代で出てくる肌トラブルの原因と若々しい肌をキープすべく方法をご紹介します。
30代で出てくる肌トラブル
先述した通り、乾燥や毛穴の目立ち、それに加えてシミ・ソバカスやたるみ、シワ、くすみなど30代のお肌は様々なトラブルがあります。それにはどんな原因があるのでしょう?
肌トラブルの原因
若々しい肌を保つためのキーを握るのは「ターンオーバー」。
ターンオーバーとは、約6週間というサイクルで新しく肌が生まれ変わる肌の代謝のことです。肌のトラブルはこのターンオーバーが乱れてしまうことにより起こります。
ではターンオーバーを乱す原因は何でしょう。
寝不足やストレス、食生活の乱れ、過量のアルコール摂取、運動不足、疲労など様々な生活習慣が要因となります。紫外線や乾燥など外部からの刺激も影響を及ぼします。
原因を見るとターンオーバーを乱さないことが一番の対策と言えるでしょう。
肌トラブルの対策
ここではターンオーバーを乱さないようする為の対策を紹介していきます。
乾燥対策
乾燥は肌の大敵です。乾燥すると様々な肌トラブルに直結するので、まずは保湿!ここから見直していきましょう。
乾燥を感じた時は、化粧水・乳液の量をたっぷりと使ってみましょう。なかなか改善が見られない時は化粧水・乳液のタイプを見直してみるのも良いでしょう。
肌が乾燥し、食生活の乱れや気温の上昇などが重なると皮脂の分泌が多すぎる状態となり、毛穴が開き、目立ってしまうことにつながります。
シミ・ソバカス対策
一番の原因は紫外線です。
よく耳にするメラニンです。
メラニンは悪者のイメージがありますが、実は紫外線から肌を守る役割をしています。ターンオーバーが乱れることにより肌の内側に蓄積してしまい、シミやソバカスとなります。
対策としては、紫外線から肌を守ること。それには、日焼け止めをしっかりと塗ることが重要です。汗や皮脂で知らず知らずのうちに落ちてしまうこともあるので、何度か塗り直す必要があります。
たるみ対策
紫外線などによるストレスを受け、皮膚が弱ってしまったり、筋肉の衰えがたるみの原因となります。ストレスから守ることはもちろん、顔の筋肉を鍛えることが重要です。
道具もなく隙間時間で簡単にできる顔筋エクササイズが有効です。化粧水や乳液を塗る時も、下から上へを意識してリフトアップを心がけましょう。
シワ対策
シワにも種類がありますが、どのシワにも共通して言えるのは、肌の弾力が低下したこと。
それにプラスして肌が乾燥状態であるとシワはできやすく、消えにくくなってしまうのです。やはり保湿ケアが重要となってきます。肌の弾力を取り戻すにはコラーゲンを食生活やサプリメントなどで摂取し内側から取り込んであげることも有効です。
くすみ対策
くすみは肌トラブルの集大成ともいえます。
乾燥、シミ・ソバカスの原因に加えて、血の巡りが悪いことでも起こります。
対策としては、動いたり、温めたりすることが大切です。適度な運動で血行を良くしたり、体の中から温まる生姜や根菜類を積極的に摂取すると良いでしょう。
最近、よく耳にする「糖化」。実は肌にも大きく影響し、特にくすみへの影響は大きいです。糖質が蓄積すると肌のタンパク質と結びついて、肌がくすんでしまうのです。
外食が多かったり、甘いものや清涼飲料水をよく飲む方は食生活の見直しをしてみるのも良いでしょう。
まとめ
若々しいハリのある肌を保つには肌の代謝「ターンオーバー」を整えること。
トラブルが重なるとこのままどんどん老けていくのでは・・・と不安さえ覚えますよね。でも、ケアを覚えて対策していけば大丈夫です。お肌について気になり出した今がチャンスです。
10年後の自分のためにも、今から自分の肌を知り、自分に合ったスキンケアを始めましょう。
そして綺麗な肌で素敵な40代を迎えましょう。
自分の肌年齢、肌質に合うスキンケアを始めるときは、お試しサンプルやトライアルキットから始めてみるのがおすすめです。